政府は3日、令和5年秋の叙勲(同日発令)の受章者を発表した。本県関係は県内在住者、本籍が本県の県外在住者あわせて82人。うち秋田北地方在住者は、12人が選ばれた。 　

　叙勲は国や公共に対して功労のある人に広く与えられるもので、春秋叙勲、高齢者同、死亡同、危険業務従事者同などがある。今回の県内在住者は元秋田商工会議所会頭の三浦廣巳氏(72)=秋田市=が産業振興功労で旭日中綬章を受章するのをはじめ旭日章25人、瑞宝章51人のあわせて76人。また、本県が本籍の県外在住者は5人が瑞宝章に選ばれた。 　

　秋田北地方在住者は、県女性防火クラブ連絡協議会会長の安部千鶴子氏(71)=大館市=が消防功労で、元北秋田市議会議員の黒澤芳彦氏(71)と山田博康氏(73)=ともに北秋田市=が地方自治功労でそれぞれ旭日双光章、元鹿角市監査委員の二ツ森要氏(76)=鹿角市=が地方自治功労で旭日単光章を受章。

　また、元公立小学校長の��谷松英氏(74)=大館市=が教育功労で、県警察嘱託医の武内純夫氏(79)=同=が警察協力功労で各瑞宝双光章。

　さらに、青森労災病院看護部長の虻川美香子氏(59)=同=が保健衛生功労で、元上小阿仁村消防団副分団長の齊藤貢氏(72)=上小阿仁村=が消防功労で、民生・児童委員の佐藤洋子(79)=大館市=が社会福祉功労で、元小坂町消防団分団長の和田隆悦氏(76)=小坂町=が消防功労で、元大館市消防団分団長の渡邉照雄氏(74)=大館市=が消防功労で、元各種統計調査員の渡邊利和氏(79)=大館市が=統計調査功労で、それぞれ瑞宝単光章を受章する。 　

　先月7日発表の第41回危険業務従事者叙勲、今月2日発表の秋の褒章、そしてきょう発表した秋の叙勲のうち県が推薦した地方自治関係、厚生労働同、児童福祉同、消防同については佐竹敬久知事が6日午後2時半から県庁正庁で伝達する予定。県が作成した県内在住受章者の内訳は下段のとおり。 (午前5時)

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