政府は2日、令和5年秋の褒章受章者(3日発令)を発表した。県内からは1団体、6個人が選ばれ、うち秋田北地方在住者は調停委員の平岡爲義氏(71)=大館市=が調停委員功績で藍綬褒章を受章する。
褒章は、特定の社会分野での事績や徳業の優れた人に授与。緑綬褒章は自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著な人、黄綬褒章は業務に精励し他の模範とすべき人、藍綬褒章は公衆の利益を興した人または公同の事務に尽力した人、紫綬褒章は学術や芸術上の発明、改良、創作をした人、紅綬褒章は自己の危難を顧みず人命救助に尽力した人、紺綬褒章は公益のために私財を寄付した人、としている。政府は毎年、春の褒章を4月29日付、秋同を11月3日付でそれぞれ発令。
今回の全国の受章者は藍綬褒章の423個人、団体をはじめ710個人、団体で、うち女性は140人。年齢層は75-79歳の181人、70-74歳の154人、65-69歳の108人、60-64歳の105人などの順に多く、最も若いのは20-24歳で2人。本県の7人は、東北で最も少ない。本籍が本県の県外在住者は昨秋、今春に続いて皆無。県が作成した県内在住者の内訳は下段のとおり。 (午前5時)
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