2018年2月5日付
平川準V、本田3位
 
女子5キロフリー
 
全国高校スキー大会、競技開幕

 「光り輝け舞い上がれ 高山 郡上の雪とともに」をスローガンに、岐阜県と北海道を競技会場とする第67回全国高校スキー大会は5日、前日の開会式を経て競技が開幕した。秋田北地方勢は同日、女子5キロフリーで平川歩未(秋田北鷹2年)が準優勝、本田千佳(花輪1年)が3位表彰台に立った。

 大会第2日、競技初日の5日は、岐阜県郡上市のデイリー郡上・牧歌の里クロスカントリーコースで男子10キロフリー、女子5キロ同、同県高山市の飛騨ほおのき平スキー場かもしか・アルペンコースで男子大回転、北海道の名寄市ピヤシリシャンツェで純飛躍をそれぞれ行った。

 106選手がフィニッシュした女子5キロフリーで秋田北地方勢は、同種目前回4位で惜しくも表彰台を逃した平川がトップに14秒6差の14分49秒4で準優勝をものにした。また、本田は15分29秒8で、初出場にしていきなり3位に飛び込む勝負強さをみせた。

 加藤萌(秋田北鷹3年)は15分44秒1で10位とかろうじて入賞圏内(10位以内)に食い込んだものの、前回12位で入賞を逃した田中星那(花輪2年)は加藤に3秒差の15分47秒1で11位と、またも入賞に届かなかった。177選手がフィニッシュした男子10キロフリーで同地方勢は、前回12位の山本竜(花輪3年)が28分34秒6で7位入賞。

 34選手が結果を出した純飛躍(ヒルサイズ100メートル、K点90メートル)で秋田北地方勢は、小舘冬歩(花輪1年)が1本目87.5メートルと上々の飛距離を出したものの、2本目に80.5メートルと伸び悩み、合計点195.5点で8位入賞。

 また、公開競技として行った女子純飛躍(同)は12選手が記録を出した結果、同地方勢は前回に続いて本県からただ1人出場した工藤稀凜(花輪2年)が1本目71メートル、2本目67.5メートル、合計点131点で、前回の6位から5位に順位を上げた。

 144選手がフィニッシュした男子大回転は、木村優大(花輪3年)の17位(1本目1分5秒84、2本目1分5秒51、合計タイム2分11秒35)が県勢の最高だった。女子5キロフリーの入賞者は下表のとおり。 (午後5時) 前の関係記事

女子5キロフリー入賞者

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