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令和7年(2025年)3月24日付
県人口89万人割れ

1日現在の県人口
 
90万人割れから8カ月

 

 県人口が、89万人を割り込んだ。県調査統計課が24日公表した今月1日現在の人口統計で示されたもの。県人口は前年7月1日現在で90万人を割って以来、8カ月で約1万人減少した計算だ。

 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。

 今月1日現在の県人口は男性42万661人、女性46万8,633人の計88万9,294人で、前月に比べて1,361人、0.15%減少した。秋田市の451人をはじめ全25市町村で減少。

 県人口は昨年7月1日現在で大正9年(1920年)以来104年ぶりに90万人を割り込み、89万9,314人となった。それから8カ月で1万20人減少し、88万人台に突入。今月20日告示、4月6日投開票の任期満了に伴う県知事選では3候補のうち2候補が人口減対策を最大公約のひとつに掲げるなど、本県の人口減問題は喫緊の課題に位置づけられている。

 今公表による動態別内訳は、2月中に227人生まれたのに対して1,406人亡くなったため、1,179人の自然減。また、2月中に903人が県外へ転出したのに対して県内への転入者は721人にとどまったため、182人の社会減に。

 秋田北地方の市町村別人口と世帯数は下段のとおりだが、5市町村計の人口は12万2,789人で、前月に比べて196人減少した。このほか、県全体の今月1日現在世帯数は前月比346世帯減の38万2,485世帯、秋田北地方は同47世帯減の5万1,759世帯。 
(午前11時)

 
秋田北地方の3月1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 63751人 115人減 27440世帯 33世帯減
鹿角市 26122人 20人減 10516世帯 2世帯増
北秋田市 26914人 45人減 11140世帯 13世帯減
小坂町 4273人 8人減 1892世帯 4世帯減
上小阿仁村 1729人 8人減 771世帯 1世帯増
合計 122789人 196人減 51759世帯 47世帯減

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