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県人口が、89万人を割り込んだ。県調査統計課が24日公表した今月1日現在の人口統計で示されたもの。県人口は前年7月1日現在で90万人を割って以来、8カ月で約1万人減少した計算だ。 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。 今月1日現在の県人口は男性42万661人、女性46万8,633人の計88万9,294人で、前月に比べて1,361人、0.15%減少した。秋田市の451人をはじめ全25市町村で減少。
県人口は昨年7月1日現在で大正9年(1920年)以来104年ぶりに90万人を割り込み、89万9,314人となった。それから8カ月で1万20人減少し、88万人台に突入。今月20日告示、4月6日投開票の任期満了に伴う県知事選では3候補のうち2候補が人口減対策を最大公約のひとつに掲げるなど、本県の人口減問題は喫緊の課題に位置づけられている。 今公表による動態別内訳は、2月中に227人生まれたのに対して1,406人亡くなったため、1,179人の自然減。また、2月中に903人が県外へ転出したのに対して県内への転入者は721人にとどまったため、182人の社会減に。 秋田北地方の市町村別人口と世帯数は下段のとおりだが、5市町村計の人口は12万2,789人で、前月に比べて196人減少した。このほか、県全体の今月1日現在世帯数は前月比346世帯減の38万2,485世帯、秋田北地方は同47世帯減の5万1,759世帯。
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