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令和7年(2024年)3月21日付
不信任案再び可決

鹿角市"パワハラ市長"

選挙後初の臨時議会

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弁明する関市長

 

 関厚市長のパワハラ問題に伴う鹿角市議会の解散選挙後初の臨時議会が21日、招集された。同市長の不信任決議案が提出され、起立採決の結果「賛成多数」で、さる1月30日の2月定例市議会初日以来再度可決。これにより、市長は21日に自動失職した。

 今臨時議会の開会にあたり、関市長は発言を申し出た。この中で市長は「このたび、私のパワーハラスメントに関連し、職員につらい思いをさせたことにあらためてお詫びを申し上げ、本日の臨時会において私の給料を減額する条例案を提案させていただきたい」と述べた。

 本会議では最初に議長、副議長選挙を行い、投票の結果、有効投票数17票のうち9票を獲得した児玉悦朗議員を議長に選出。一方、副議長は栗山尚記議員と成田哲男議員が有効投票数18票のうち各9票を獲得したため、地方自治法に基づいてくじ引きを行い、成田議員が当選した。

 また、総務財政、教育民生、産業建設、議会運営委員会の各委員会構成や正副委員長、鹿角広域行政組合議会議員を決めた後、舘花一仁議員が提案者となって関市長の不信任決議案を提出。同議員が決議に至る提案理由を述べたのに対し、関市長が弁明を行った。

 決議にあたっての討論では安保真希、丸岡孝文両議員が不信任反対の立場、赤坂勲議員が同賛成の立場でそれぞれ意見を述べた後、起立採決を行った結果、議長を含む出席全18議員中賛成14人、反対4人で、さる1月30日の議会本会議に続いて可決した。

 前回は「市長は辞職、自動失職、議会解散のいずれかを10日以内に選択しなくてはならない」とされたのに対して今回は21日に自動失職し、50日後に市長選が行われる。なお、今臨時議会は1日のみの開会としていたが、週明け24日午前10時に再開することに決めた。 (午後2時40分)

前の関係記事

続報:関厚市長が21日に自動失職したのに伴って市選挙管理委員会は22日、市長選を4月22日、27日投開票の日程で実施することに決めた。22日現在、関氏を含む5人が出馬の意向を示すなど、乱立模様となっている。

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