皇后盃第43回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(日本陸上競技連盟主催)は12日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)発着の9区間、42.195キロで全国47チームが覇を競った。本県チームは3区まで20位台を堅持したものの、4区、5区で30位台、6区以降40位台に順位を下げ、昨年の前回大会より9つ下げて41位でフィニッシュした。本県が40位台に甘んじたのは10大会ぶり。
本県チームは、1区の阿部円海(ユニクロ・横手清陵学院高出)がほぼ中間の24位とまずまずの位置につけた。2区(4キロ)の小林望迪(東北福祉大・明桜高出)は4人に抜かれながらも28位と20位台を保ち、3区(3キロ)の石田萌愛菜(大館東中)も28位で4区(4キロ)の吉田瑠衣(秋田北鷹高)につないだ。
吉田は31位に、中盤5区(4.1075キロ)の熊谷結翔(横手清陵学院高)は36位にそれぞれ後退。後半の巻き返しが期待されたが、6区(4.0875キロ)の小林惟芽(明桜高)が41位に下げ、7区(4キロ)の新山愛乃(東北福祉大・湯沢高出)が40位、8区(3キロ)の高橋愛紗(泉中)が42位といずれも40位台のまま、9区(10区)の藤田正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)に最後の望みが託された。
前回の1区からアンカーにまわった藤田は渾身の力を振り絞って1人抜いたものの、2時間25分6秒、41位でフィニッシュ。本県チームは前回(2時間24分14秒)より1分近くタイムを落とし、順位も9つ下げた。40位台は、平成26年(2014年)の2時間25分33秒、42位以来、コロナ禍で中止された令和3年を除いて10大会ぶり。
会場地の京都が2時間15分26秒のぶっちぎりで3年ぶり19度目の頂点に立ち、大阪が2時間17分52秒で準優勝、福岡が大阪にわずか1秒差の2時間17分53秒で3位だった。本県チームの結果は下段のとおり。 (午前零時)
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区/選手名=年齢= |
通過順位 |
通過タイム |
区間順位 |
区間タイム |
距離 |
1区/阿部 円海(ユニクロ・横手清陵学院高出)=21= |
24位 |
19分59秒 |
24位 |
19分59秒 |
6キロ |
2区/小林 望迪(東北福祉大・明桜高出)=19= |
28位 |
33分20秒 |
31位 |
13分21秒 |
4キロ |
3区/石田 萌愛菜(大館東中)=14= |
28位 |
43分14秒 |
16位 |
9分54秒 |
3キロ |
4区/吉田 瑠衣(秋田北鷹高)=16= |
31位 |
57分16秒 |
38位 |
14分2秒 |
4キロ |
5区/熊谷 結翔(横手清陵学院高)=16= |
36位 |
1時間12分6秒 |
43位 |
14分50秒 |
4.1075キロ |
6区/小林 惟芽(明桜高)=19= |
41位 |
1時間26分30秒 |
40位 |
14分24秒 |
4.0875キロ |
7区/新山 愛乃(東北福祉大・湯沢高出)=17= |
40位 |
1時間40分23秒 |
36位 |
13分53秒 |
4キロ |
8区/高橋 愛紗(泉中)=15= |
42位 |
1時間51分9秒 |
38位 |
10分46秒 |
3キロ |
9区/藤田 正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)=25= |
41位 |
2時間25分6秒 |
26位 |
33分57秒 |
10キロ |
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