県は17日、令和6年地価調査結果(7月1日時点の基準地価)を公表した。商業地の前年比下落率は鹿角市十和田毛馬内地内の1位をはじめ、県内の上位5地点中4地点を秋田北地方で占めた。
県が作成した6年基準地価のうち秋田北地方5市町村の状況は下段のとおりだが、商業地の前年比下落率は前年に3.1%で県内3位だった鹿角市十和田毛馬内字毛馬内95番が県内最大の3.2%に拡大した。
また、前年にランク外だった北秋田市阿仁銀山字下新町33番外(秋田銀行鷹巣支店阿仁合支所)は1.6%から2倍近い3.1%にマイナス幅が拡大し、前年のランク外から2位に一気に上昇。
さらに、下落率前年8位の鹿角市八幡平字赤渕181番1(三菱マテリアル東北電力所)がマイナス2.6から同2.7に拡大して4位に、同前年9位の北秋田市綴子字前野161番1(ネッツトヨタ秋田鷹巣店)がマイナス2.5%から同2.6%に拡大して5位にそれぞれ上昇した。
このほか、住宅地の下落率はマイナス3.3%で前年1位だった小坂町小坂字下前田35番6が3.4%に拡大したものの、県内順位は1つ下げて2位となった。 (午前4時)
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