長野県野沢温泉村を会場とする第61回全国中学校スキー大会(日本中学校体育連盟など主催)第3日は8日、距離男子5キロフリー、女子3キロ同、男女複合、男子回転を行った。うち男子5キロ同は前日の男子5キロクラシカルの覇者、金丸拓寛(小坂3年)が堂々2冠を達成。
男子5キロフリーは、南原クロスカントリーコースで行った。大会事務局が作成した優入賞結果は下段のとおりだが、金丸は2位に6秒9差の12分16秒2で、4位と惜しくも表彰台を逃がした前回の雪辱を果たして全国制覇を成し遂げた。前日の男子5キロクラシカル2連覇に続き、県勢男子初の2冠。また、古田陸翔(花輪3年)が12分46秒8で9位と、かろうじて入賞圏内に食い込んだ。
146選手がフィニッシュした女子3キロフリーで県勢は安保希泉(十和田3年)が9分17秒8で6位、安保胡春(小坂同)が9分23秒8で10位にそれぞれ入賞。
一方、前半飛躍を野沢温泉シャンツェ、後半距離(5キロ)を南原クロスカントリーコースで行った男子複合は21選手がフィニッシュ。県勢で唯一出場した照井大誠(羽後3年)は前半飛躍で12位につけ、後半距離で追い上げて9位に入賞した。12選手がフィニッシュした女子複合に、県勢の出場はなかった。
このほか、野沢温泉スキー場カンダハーコースで行った男子回転は131選手がフィニッシュし、佐藤清(増田3年)の16位が県勢最高。秋田北地方から唯一挑んだ児玉遥飛(花輪2年)は、35位だった。 (午後4時半)
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