6日に長野県で開幕した第61回全国中学校スキー大会(日本中学校体育連盟など主催)は第2日の7日、距離競技で県勢初の優勝者が出た。男子5キロクラシカルで金丸拓寛(小坂3年)が2位に30秒以上の大差をつけ、2連覇を果たした。
男子5キロクラシカルは、野沢温泉村の南原クロスカントリーコースで行った。大会事務局が作成した優入賞結果は下段のとおりだが、先月行った東北大会(青森県)での男子クラシカル、フリー2冠を引っ提げて全国に挑んだ金丸は2位に36秒4差の13分46秒1で、フィニッシュした148選手中、圧倒的な強さで前回大会に続いて頂点に立った。また、古田陸翔(花輪3年)が14分38秒4で7位に食い込んだ。
さらに、112選手がフィニッシュした女子3キロクラシカルで東北大会優勝の安保胡春(小坂3年)は10分36秒5で、表彰台こそ逃がしたものの5位と健闘。
一方、野沢温泉シャンツェで29選手が覇を競った男子準飛躍(ヒルサイズ61メートル、K点55メートル)は照井大誠(羽後3年)の20位が県勢最高だった。女子準飛躍に県勢の出場はなかった。
このほか、野沢温泉スキー場カンダハーコースで行った女子大回転は139選手がフィニッシュし、加藤聖(羽後1年)の37位が県勢最高。秋田北地方から唯一挑んだ佐藤もな(花輪2年)は、42位だった。 (午後3時)
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