皇后盃第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は14日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)発着の同スタジアム付設駅伝コースで行い、47チームが9区間、42.195キロで覇を競った。本県チームは32位。アンカーの大役を担ったパリ五輪マラソン代表内定、鈴木優花(第一生命グループ・大曲高出)の7人抜きが光った。
本県チームは、1区の藤田正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)が37位と出遅れ、2区から8区終盤にかけても37位〜39位の通過順位に甘んじた。
そうした中、1人気を吐いたのが昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝を飾り、今夏開催のパリ五輪マラソン代表内定を勝ち取った鈴木で、9区10キロを区間10位の32分41秒の走りで7人抜きをやってのけた。
この結果、本県チームは2時間24分14秒、32位でフィニッシュ。4大会ぶりの20位台には惜しくも届かなかったものの、昨年の前回大会より7つ上げた。レース直後に鈴木は「調子が上がらない中でのレースだったが、自分を追い込むことができた」と振り返り、「パリオリンピックにつなげていきたい」と決意をうかがわせた。
宮城がアンカー区間で逆転を果たし、2時間16分30秒で29年ぶり2度目の全国制覇。京都が2時間16分50秒で2年連続2位、広島が2時間17分23秒で3位だった。
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川はチーム順位こそ43位(2時間27分55秒)ながら、1区(6キロ)の五島莉乃(資生堂)が区間1位の18分49秒とぶっちぎりの走りで被災地に勇気を与えた。本県チームの結果は下段のとおり、 (午前零時)
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区/選手名=年齢= |
通過順位 |
通過タイム |
区間順位 |
区間タイム |
距離 |
1区/藤田正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)=24= |
37位 |
20分38秒 |
37位 |
20分38秒 |
6キロ |
2区/伊藤愛夏(秋田工高)=18= |
39位 |
34分14秒 |
36位 |
13分36秒 |
4キロ |
3区/石田萌愛菜(大館東中)=13= |
38位 |
44分36秒 |
39位 |
10分22秒 |
3キロ |
4区/小松蒼(横手清陵学院高)=16= |
37位 |
58分22秒 |
31位 |
13分46秒 |
4キロ |
5区/新山愛乃(湯沢高)=18= |
39位 |
1時間12分40秒 |
42位 |
14分18秒 |
4.1075キロ |
6区/鈴木彩花(大曲高)=16= |
38位 |
1時間26分40秒 |
30位 |
14分00秒 |
4.0875キロ |
7区/中村咲愛(秋田北鷹高)=17= |
39位 |
1時間40分47秒 |
43位 |
14分07秒 |
4キロ |
8区/熊谷結翔(美郷中)=15= |
39位 |
1時間51分33秒 |
34位 |
10分46秒 |
3キロ |
9区/鈴木優花(第一生命グループ・大曲高出)=24= |
32位 |
2時間24分14秒 |
10位 |
32分41秒 |
10キロ |
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