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令和6年(2024年)1月10日付
秋田北地方から4人

14日に全国女子駅伝
 
エントリー選手公表

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第42回女子駅伝の公式プログラム(表紙)

 

 皇后盃第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(日本陸上競技連盟主催)は、14日に京都市のたけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)発着の同スタジアム付設駅伝コース9区間、42.195キロで行う。これを前に大会事務局は9日、各都道府県チームの選手候補を公表した。本県チームは、秋田北地方出身者4人を含む13人が候補に挙げられた。  

 大会事務局が作成した本県チームの選手候補は下段のとおりだが、今大会、本県チームで最も注目されるのは鈴木優花(第一生命グループ・大曲高出)の第38回以来3大会ぶり(第39回はコロナ禍で中止)のエントリー。

 昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2時間24分9秒で優勝を飾り、今夏開催のパリ五輪マラソン代表内定を勝ち取った鈴木は、本県チームの起爆剤として大きな期待が寄せられる。

 また、藤田正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)も、鈴木とともに郷土出身の「ふるさと選手」としてエントリー。本県チーム常連の藤田は前回、中盤4区(4キロ)を担い、6人抜きでチームに貢献しており、今大会も会心の走りができるか注目される。

  藤田以外の秋田北地方関係のエントリーは中村咲愛(秋田北鷹高2年)、佐藤ひなた、石田萌愛菜(各大館東中2年)の3人で、選抜されればいずれも初出場となる。

 ちなみに、前回の本県チームのタイムは2時間25分47秒。47都道府県中39位で、平成27年(2015年)の第33回以降の8大会の中ではタイム、順位とも最低に甘んじた。過去最も高順位だったのは第17回、第33回、第35回の各22位と10位台は皆無だけに、今大会は鈴木、藤田を軸に一層の奮起が望まれる。号砲は午後零時半。(午前零時)

左から選手名(年齢) 読み仮名 所属 陸協

鈴木 優花(24) スズキ ユウカ 第一生命グループ 東京

藤田 正由加(24) フジタ マユカ ルートインホテルズ 東京

伊藤 愛夏(18) イトウ アイカ 秋田工高 秋田

新山 愛乃(18) ニイヤマ アイノ 湯沢高 秋田

菅原 苺波(18) スガワラ イチハ 大曲高 秋田

中村 咲愛(17) ナカムラ サクラ 秋田北鷹高 秋田

小松田 楓羽(17) コマツダ フウ 横手清陵学院高 秋田

鈴木 彩花(16) スズキ アヤカ 大曲高 秋田

小松 蒼(16) コマツ アオイ 横手清陵学院高 秋田

小林 惟芽(16) コバヤシ ユイメ 明桜高 秋田

熊谷 結翔(15) クマガイ ユイカ 美郷中 秋田

佐藤 ひなた(14) サトウ ヒナタ 大館東中 秋田

石田 萌愛菜(13) イシダ モアナ 大館東中 秋田

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