第105回全国高校野球選手権秋田大会(県高野連など主催)第8日は20日、雨による2日連続順延を経て3回戦2試合を秋田市のこまちスタジアムで行った。秋田北地方勢は大館桂桜が第8シードの大曲工を下し、7年ぶりに8強入りを果たした。
1回の1点に続いて5回に3点追加されながらも大館桂桜は、6回に大量4点を返し、試合を振り出しに戻した。終盤双方1歩も譲らず試合は延長にもつれ込んだが、10回、無死1、3塁から始まるタイブレークの結果、大館桂桜は渾身の2点をたたき出し、6-4で大曲工を下した。
平成28年(2016年)に3校統合によって創立した大館桂桜は同年に8強入りを果たしており、今年は7年ぶりに最高成績に並んだ。桂桜は、明桜と22日午前10時から準々決勝に臨む。
5月の第71回春季東北高校野球県大会で優勝した明桜は、今大会第1シード。2回戦(初戦)で角館に9-6、3回戦で本荘に4-3で勝利したとはいえ、逆転や肉迫される場面もあるだけに、3回戦で見せた底力を再現できれば大館桂桜にもわずかながら勝算はあるといえそう。
今大会は記録的な大雨などで順延が平成以降最多の7回にのぼる中、21日は大曲農-横手城南が午前10時から、湯沢翔北-能代が午後1時から、ともにこまちスタジアムで3回戦残り2試合を行い、8強が出そろう。(午前零時)
大会第7日の秋田北地方勢関係記事
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大館桂桜 |
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大 曲 工 |
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0 | 4 | 3回戦・こまちスタジアム・延長10回タイブレーク
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