第105回全国高校野球選手権秋田大会(県高野連など主催)第6日は14日、秋田市のこまちスタジアムで3回戦2試合を行った。うち午後からの大館鳳鳴-秋田商は、試合途中で雨に見舞われたため「継続試合」とし、後日8回表途中から再開することに決まった。
「継続試合」は、日本高野連がセンバツと夏の甲子園で採用することを昨年2月の理事会で決定したルール。中断した場面から翌日以降に再開するもので、都道府県大会は実情に応じて採用の有無を決められる。本県は今春の県大会から導入し、今回が初めての適用となる。
秋田商と対戦した秋田北地方勢の大館鳳鳴は、1回に大量4点を先制された。その裏2死1、2塁から1点返したものの2回、6回に各1点追加され、反撃の好機を得られぬまま1-6で終盤に突入。しかし、雨で続行不能となり、秋田商が攻撃する8回表1死2、3塁で試合中断と決まった。
敗戦色濃厚な中、大館鳳鳴にとっては薄皮1枚で首がつながった形だが、第2シードの強豪を相手に残る2回で起死回生を図れるか、後日の再開が注目される。試合再開は16日の予定ながら、同日も悪天候が予想されるため、さらに順延の可能性も。
14日午前の試合で本荘に4-3で競り勝った第1シード明桜は、8強1番乗りを果たした。明桜は、17日午後1時から予定している大館桂桜-大曲工(第8シード)の勝者と、20日午前10時から準々決勝に臨む予定。
なお、大会第7日の15日はこまちスタジアムで午前10時から秋田修英-由利、午後1時から大館国際-秋田中央の各3回戦が組まれていたが、同日は大雨が見込まれるため順延と決まった。 (午前零時)
大会第5日の秋田北地方勢関係記事
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秋 田 商 |
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大館鳳鳴 |
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1 | 3回戦・こまちスタジアム・雨により「継続試合」とし後日8回表途中から試合再開
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