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令和6年(2024年)3月13日付
2期連続で悪化

県内企業の景況感
 
先行きは小幅プラスへ 

 

 財務省秋田財務事務所は12日、1〜3月期の法人企業景気予測調査を公表した。景況判断指数(BSI)は全産業で2期連続マイナスとなり、厳しさの度合いも一気に増した。一方、4〜6月期は非製造業の好転を主因にいくぶんながらプラスに転じる見通しだ。

 今調査は製造業41社、非製造業57社の計98社を対象に2月15日現在で実施し、94社から回答を得た。全産業の現状判断は、前期(前年10〜12月)のマイナス5.2ポイントから同27.7ポイントに悪化した。マイナスは2期連続。

 業種別内訳は、製造業が前期の5.0ポイントから22.5ポイントのマイナスに転じ、非製造業が前期のマイナス12.5ポイントから同31.5ポイントに拡大した。

 一方、先行き4〜6月期は製造業がマイナス2.5ポイントに縮小し、非製造業が5.6ポイントのプラスに転じ、全産業で2.1へと小幅ながらもプラスに回復する見通し。

 6年度の経常利益は非製造業が7.6%の増益見通しの半面、製造業が6.7%の減益見通しなことから、全産業では1.7%の減益見通しとなっている。このほか、6年度の設備投資計画は製造業が36.2%、非製造業が5.4%、全産業が21.5%の増加見通し。  (午前零時)

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