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令和5年(2023年)12月31日付
五類移行後初の大みそか

秋田北地方、帰省者は昨年より多く 
 
元日は初日の出に期待

 

 令和5年はきょう1日を残し、暮れようとしている。新型コロナが季節性インフルエンザなどと同様の5類に移行して初めての年末とあって、首都圏などから秋田北地方への正月帰省者数は昨年より多いもよう。県内の元日天気について秋田地方気象台は「曇り」と予想しているものの、このところ日中一時好天となる日もあるだけに、初日の出を拝める可能性はいくぶんなりともありそう。

帰省客

 秋田北地方の空の玄関口、大館能代空港では大みそかの31日、前日に続いてほぼ満席で帰省客が降り立ち、再会を待ちわびた家族が久しぶりの対面を果たしていた。同空港への羽田線は午前10時5分着、午後1時55分着、午後5時40分着の各便とも満席に近い状態。帰省客のUターンラッシュは、2日から始まる見通しだ。  

 一方、東北自動車道や秋田自動車道からも続々と県外ナンバーが"秋田北地方入り"している中、今季は暖冬傾向ながらも時間帯によっては雪や凍結を原因とするスリップ事故などが一般道と同様に発生しやすいだけに、「くれぐれも事故のないよう運転には細心の注意を」と同地方の各署交通課は喚起。

天気

 31日の秋田北地方は時おり雨もようながら、降雪がない分、例年の大みそかに比べて過ごしやすい状況となっている。元日の天気について秋田地方気象台は「曇り」と予想しているものの、初日の出は日本海側沿岸部の一部を除いて「可能性あり」とみられており、同地方でも期待される。

買い物客

 秋田北地方をはじめ県内の大型店は、正月用品を買い求める客でにぎわいをみせている。ある大館市民は「首都圏に住む息子夫婦から『今年は久しぶりに帰省したい』との連絡があった。コロナはもちろん、インフルエンザの流行期でもあるのでマスク着用や手洗いの励行など感染予防対策をしっかりとしながら迎えたい」と話し、おせち料理の食材などを家族だけで正月を過ごした昨年より多く買い込んでいた。

スキー場

 秋田北地方の主なスキー場のうち、31日現在の森吉山阿仁スキー場(北秋田市)は125センチ(前年同日現在210センチ)、秋田八幡平同(鹿角市)は110センチ(同180センチ)、水晶山同(同)は40センチ(同105センチ)など、暖冬の影響で昨シーズンより少ない。 (午後1時)

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