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令和5年(2023年)12月29日付
3倍近くに急増

北秋田のインフルエンザ患者
 
県全体は3週ぶり減少 

 
 

 県内のインフルエンザ患者数は3週ぶりに減少し、いくぶんピークを脱した。県が28日公表した今年最終となる第51週(今月18日〜24日)の感染症発生情報で示されたもの。ただ、秋田北地方の北秋田保健所管内は、第50週(同11日〜17日)の3倍に迫る急増ぶりをみせている。  

 県の公表は、県内52定点医療機関からの報告に基づく。それによると、第51週の1医療機関あたり県平均インフルエンザ患者数は18.98人で、今季これまでのピークとなった第50週に比べて2.23人、10.5%減少。3週ぶりに減少し、2週ぶりに20人を下回った。県全体の総数も、1,103人で今季初めて1,100人を超えた第50週から987人に減少。  

 秋田北地方のうち北秋田保健所管内の1医療機関あたりインフルエンザ患者数は第50週の11.67人から30.33人へと3倍近くに急増し、能代管内の31.75人に次いで県内2番目に多い。同じく秋田北地方の大館管内は、第50週の8.50人とほぼ同水準の8.00人で、県内で唯一10人を下回った。

 北秋田管内を県は第50週の注意報から警報に格上げしたほか、能代、秋田中央、大仙の3管内で警報を維持。また、秋田市、横手、湯沢の3管内で注意報を維持したほか、由利本荘管内を加えた。  

 社会福祉施設などのインフルエンザ集団発生報告は県全体で新たに12施設からあり、うち秋田北地方は大館管内2カ所の教育・保育施設から報告があった。インフルエンザの型は、同12施設ともA型。保健・疾病対策課が作成した県平均と保健所別1医療機関あたりインフルエンザ患者数は下段のとおり。 (午前零時)

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