今年の県内新設住宅着工戸数は3年ぶりに4,000戸を割り込み、令和に入って最少にとどまることが確定的となった。国土交通省が27日公表した11月の着工統計に基づく積算によるもの。
令和に入ってからの県内着工戸数推移によると、元年が4,209戸、2年が3,838戸、3年が4,071戸、4年が4,291戸、そして今年は11月末現在で3,238戸。
過去5年間の12月着工戸数平均が289戸という実績であることなどからして、今年の年計は3,500戸前後と予想され、3年ぶりに4,000戸を割り込み、令和入り後最少がほぼ確実視される。
うち11月は前年同月比92戸、33.7%減の181戸にとどまり、2月の170戸以来9カ月ぶりに200戸を下回った。減少率は東北6県の中で唯一30%を超え、全国でも5番目に大きい。 (午後3時半)
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