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令和5年(2023年)11月24日付
秋田北地方は240人減少
 
今月1日現在の人口

秋田市、33年ぶり30万人割れ 

 

 秋田北地方の人口は、1カ月間で240人減少した。県調査統計課が24日公表した今月1日現在の「人口と世帯」で示されたもの。県庁所在地の秋田市は、33年ぶりに30万人を割り込んだ。

 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。

 今月1日現在の県人口は91万2,396人(男性43万1,222人、女性48万1,174人)で、前月に比べて1,118人、0.12%減少した。潟上市で5人、東成瀬村で3人増加したのを除いて軒並み減少しており、県全体では91万人割れが視野に入ってきた。

 うち秋田市の減少数は県内最多の185人にのぼり、29万9,911人となった。同市の人口が30万人を下回ったのは、平成2年(1990年)以来33年ぶり。ちなみに、同市は県の公表に先んじて今月15日に30万人割れを明らかにしている。

 県人口の動態別内訳は、10月中に297人生まれたのに対して1,557人亡くなったため、1,260人の自然減。本年度に入ってから1,200人を超えたのは、今回が初めて。一方、10月中に741人が県外へ転出したのに対して883人が県内に転入したため、142人の社会増に。

 また、県全体の世帯数は38万5,460世帯で、前月に比べて39世帯減少した。減少は3カ月連続ながら、241世帯にのぼった前月から大幅に縮小。

 秋田北地方の市町村別人口と世帯数は下段のとおりだが、5市町村計の人口は12万6,644人で、減少数は前月の223人から240人に拡大した。世帯数は5万2,469世帯で、減少数は前月(54世帯)と大差のない58世帯。  (午前11時40分)

秋田北地方の11月1日現在の人口と世帯数(前月比)
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 65556人 109人減 27758世帯 33世帯減
鹿角市 26947人 60人減 10640世帯 6世帯減
北秋田市 27856人 61人減 11316世帯 12世帯減
小坂町 4450人 5人減 1955世帯 3世帯減
上小阿仁村 1835人 5人減 800世帯 4世帯減
合計 126644人 240人減 52469世帯 58世帯減

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