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令和5年(2023年)11月22日付
北秋田は一転県内最少

インフルエンザ患者
 
大館は減少も「警報」 

 

 秋田北地方のインフルエンザ患者数は大館保健所管内が3週連続、北秋田同が2週連続でそれぞれ減少した。県が22日公表した第46週(今月13日〜19日)の感染症発生情報で示されたもの。1定点医療機関あたり患者数が過去2週連続で県内最多だった北秋田管内は4週ぶりに10人を割り、県内最少に転じた。

 県の公表は、県内52定点医療機関からの報告に基づくもの。それによると、県平均第46週の1医療機関あたりインフルエンザ患者数は第45週(今月6日〜12日)に比べて3.07人、26.4%増加した。増加に転じたのは3週ぶり。

 秋田北地方のうち大館管内は第43週(10月23日〜29日)に県内最多の59.83人で今季のピークを迎えた後、第44週には16.67人に激減。翌第45週は12.33人、そして第46週は10.83人と3週連続で減少した。

 また、北秋田管内は第44週に県内最多の42.23人で今季のピークを迎えた後、第45週が2週連続の県内最多ながらも23.00人に激減し、第46週は県内最少の8.67人に大幅縮小。

 秋田北地方以外の保健所管内別では秋田市、能代、秋田中央、由利本荘、大仙で増加し、横手、湯沢で減少した。大館管内に警報、秋田市、能代、由利本荘、大仙、湯沢の5管内にそれぞれ注意報を継続発令中。

 県平均で注意報レベルの10人を依然超えているとして県は「乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人は感染や重症化のリスクが特に高いとされているので、注意が必要。今後さらに流行が拡大する可能性があるため、こまめな手洗い、消毒、咳エチケットなどの基本的な感染防止対策を心がけて」と引き続き呼びかけている。

 社会福祉施設などのインフルエンザ集団発生は新たに4施設で報告し、このうち秋田北地方は大館管内の教育・保育施設1カ所からあった。インフルエンザの型は、同4施設ともA型。保健・疾病対策課が作成した県平均と保健所別1医療機関あたりインフルエンザ患者数は下段のとおり。 (午後5時)

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