県内の新車新規登録・届出台数は前年比2ケタの回復基調にありながらも、増加率が徐々に縮小している。国土交通省東北運輸局が16日公表した10月の速報で示されたもの。同月は、全体の半数近くを占める軽自動車が3カ月ぶりに伸び悩んだ。 　

　同局が作成した過去半年間(5-10月)の県内新車新規登録・届出台数月別推移は下段のとおりだが、このうち10月は前年同月比402台増の3,893台。

　過去1年間では7月に2.2%落ち込んだのを除いて軒並み増加し、中でも8月は同1年間で最高の26.8%の伸びをみせた。しかし、翌9月は19.9%、10月は11.5%と増加率が縮小傾向にある。

　全体の46.1%と半数近い軽自動車は前年同月比20台、1.1%減の1,793台で、わずかな落ち込みなものの3カ月ぶりに前年を割り込んだ。

　東北6県計の10月新車新規登録・届出台数は前年同月比2,574台、9.1%増の3万854台で、14カ月連続の増加。このほか、全国計は40万7,665台で、同3万7,180台、10%増加した。

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