「クイーンズ駅伝in宮城」第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(日本実業団陸上競技連合主催)は、26日に宮城県で行う。秋田北地方出身は、ルートインホテルズの藤田正由加(24)=秋田北鷹高出=が前回に続いて選手候補入り。
実業団の駅伝女子日本一を争う同大会は、日本三景のひとつ松島(松島町文化観光交流館前)をスタートし、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)までの6区間(1区7キロ、2区4.2キロ、3区10.6キロ、4区3.6キロ、5区10キロ、6区6.795キロ)、42.195キロで覇を競う。
出場するのは前回大会8位までのシードチームと、先月22日に福岡県宗像、福津両市で行った「プリンセス駅伝in宗像・福津」第9回全日本実業団対抗女子駅伝予選会16位までのチーム、同17位以降の順位でも「MGC特例措置」の要件を満たした1チームの計25チーム。
前回の全日本実業団対抗女子駅伝競走大会でルートインホテルズは、24チーム中20位。藤田はアンカー6区の重責を担ったが、5区から順位を1つ落として20位、2時間21分25秒でフィニッシュ。6区6.795キロの区間タイムも22分39秒で23位と振るわなかった。
一方、先月の第9回全日本実業団対抗女子駅伝予選会でルートインホテルズはフィニッシュした30チーム中2位と好調ぶりをアピールし、藤田は終盤5区(10.4キロ)の長丁場を担った。今大会でも藤田は、選手候補入り。
ルートインホテルズで最も注目されるのはパウリン・カムル。前回大会では4区を担当して区間4位の走りで通過順位を3つ上げて15位とした。また、先月の予選会でも4区を担当して区間5位の走りをみせ、会心の6人抜きで通過順位を一気に2位に引き上げた。このため、今大会もカムルがルートインホテルズのけん引役を務めるのは必至と予想される。号砲は午後零時15分。大会事務局が作成した各チームの選手候補のうちルートインホテルズは下段のとおり。
26日付続報:26日に宮城県で行った「クイーンズ駅伝in宮城」第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会でルートインホテルズは、2時間17分53秒で25チーム中12位だった。藤田正由加(24)=秋田北鷹高出=は、選手から外れた。
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