第38回東日本女子駅伝競走大会(東北陸上競技協会など主催)は12日、福島市・「FTVふくしま」マラソンコース誠電社WINDYスタジアム発着の42.195キロ、9区間で行った。4選手を秋田北地方出身選手で占める本県チームは、最下位に終わった。
今大会には例年と同様、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡の計18都道県のチームが出場。
本県チーム1区(6キロ)は、3大会連続で阿部円海(ユニクロ・横手清陵学院高出)が担った。阿部は19分50秒と同3大会の中で初めて20分を切ったものの、前回より4つ後退の15位で2区につないだ。
2区(4キロ)の小松蒼(横手清陵学院高1年)は通過順位15位を保ったが、3区(3キロ)の熊谷結翔(美郷町美郷中3年)が18位に後退。4区以降も最下位から脱け出せず、2年連続でアンカー9区の大役を担った渡辺望美(京都光華女子大2年・秋田北鷹高出)に微かな期待が寄せられた。
しかし、渡辺は区間タイムを前回の34分49秒から36分26秒に大きく落とすなどまったくスピードに乗れず、17位の山形に1分21秒差の2時間27分59秒でフィニッシュ。本県チームが最下位に甘んじたのは第29回大会以来9大会ぶりで、第29回より49秒遅い。
優勝は2時間18分35秒で東京、2位は2時間19分42秒で宮城、3位は2時間19分44秒で地元福島。東京は2大会連続11度目制覇、宮城は第19回以来19大会ぶり、福島は第22回以来16大会ぶりの各表彰台と健闘した。今大会の本県チームの結果は下段のとおり。 (午前零時)
区(区間距離) |
選手 |
区間タイム |
区間順位 |
通過タイム |
通過順位 |
1区(6キロ) |
阿部円海 ユニクロ・横手清陵学院高出 |
19分50秒 |
15位 |
19分50秒 |
15位 |
2区(4キロ) |
小松蒼 横手清陵学院高1年 |
13分33秒 |
14位 |
33分23秒 |
15位 |
3区(3キロ) |
熊谷結翔 美郷町美郷中3年 |
10分47秒 |
18位 |
44分10秒 |
18位 |
4区(3キロ) |
吉田瑠衣 大館市比内中3年 |
10分33秒 |
17位 |
54分43秒 |
18位 |
5区(5.0875キロ) |
新山愛乃 湯沢高3年 |
17分34秒 |
13位 |
1時間12分17秒 |
18位 |
6区(4.1075キロ) |
中村咲愛 秋田北鷹高2年 |
14分25秒 |
17位 |
1時間26分42秒 |
18位 |
7区(4キロ) |
小松田楓羽 横手清陵学院高2年 |
14分48秒 |
17位 |
1時間41分30秒 |
18位 |
8区(3キロ) |
佐藤ひなた 大館市東中2年 |
10分3秒 |
16位 |
1時間51分33秒 |
18位 |
9区(10キロ) |
渡辺望美 京都光華女子大3年・秋田北鷹高出 |
36分26秒 |
17位 |
2時間27分59秒 |
18位 |
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