BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和5年(2023年)11月10日付
北鹿は2年ぶり優等賞

東北清酒鑑評会
 
本県から最優秀賞も

 

 仙台国税局は10日、令和5年東北清酒鑑評会の審査結果を公表した。県内からは吟醸酒の部で秋田酒類製造御所野蔵(秋田市)の清水が最優秀賞、齋彌酒造店(由利本荘市)の雪の茅舎花朝月夕が評価員特別賞を射止めたほか5点が優等賞、純米酒の部で10点が優等賞をそれぞれ獲得。うち秋田北地方からは、吟醸酒の部で北鹿(大館市)の北鹿が優等賞を受賞した。  

  今鑑評会には、吟醸酒の部に125蔵(前年120蔵)が143点(同137点)、純米酒の部に118蔵(同116蔵)が134点(同134点)を出品。うち本県からは、吟醸酒の部に23蔵(同22蔵)が25点(同23点)、純米酒の部に24蔵(同22蔵)が27点(同24点)出品した。  

 品質評価の結果、今年は吟醸酒の部で45蔵(前年41蔵)の47点(同43点)、純米酒の部で40蔵(同44蔵)の42点(同47点)が優等賞に選ばれ、その中から特に優れた蔵元が最優秀賞、評価員特別賞を受賞。

 

 本県から吟醸酒の部で最優秀賞に輝いた秋田酒類製造御所野蔵の清水は「華やかな白桃かつ熟した甘いリンゴの香りとともに、爽やかな青竹のような香りをほのかに感じる。なめらかでふくらみのある甘味、切れのある酸味、それらの心地良い余韻が長く堪能できる」などの評価を得た。

 また、最優秀賞に次ぐ評価員特別賞を獲得した齋彌酒造店の雪の茅舎花朝月夕は「白桃やライチにすっきりと軽やかなリンゴ、お米やカリンのような甘い香りも感じる。柔らかな甘味とともにシャープな酸味が感じられ、後味にほのかな苦味とコクが全体を引き締める」などの評価を得た。

 大館市の北鹿は今回も最優秀賞、評価員特別賞に届かなかったものの、2年ぶりに優等賞を射止めた。本県の優等賞は下段のとおり。 (午後3時)

本県の吟醸酒の部優等賞
231110P1.JPG - 15,973BYTES
231110P2.JPG - 79,109BYTES

本県の純米酒の部優等賞
231110P3.JPG - 158,030BYTES

※このページには広告を掲載しております。