8週連続で値下がりし続けていたレギュラーガソリンの県平均価格は、値動きが止まった。経済産業省資源エネルギー庁が8日公表した今月最初(6日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。 　 　 　

　同1リットルあたりの全国平均価格は173.4円で、2週連続の横ばい。都道府県別では23県で値上がり、本県を含む4県で横ばい、20都道府県で値下がりした。さる8月30日に公表した新たな激変緩和措置に基づいて算出した、国の元売り各社に対するあす9日から15日までの燃料油価格激変緩和補助金支給額は29.7円とした。 　

　今調査による本県のレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格は168.8円で、国の同補助金支給を主因に9月11日調査以降8週続いた値下がりが、ついに止まった。

　東北各県の状況をみると、引き続き値下がりしているのは宮城県だけで、秋田、岩手の両県が横ばい状態に入り、青森、山形、福島の3県が値上がりした。うち山形、福島の両県は2週連続の値上がり。 　

　このほかの石油製品の本県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルあたりが前週調査比0.1円安の179.7円、軽油同が同0.3円高の152円、灯油18リットル店頭が同4円高の2,008円、同配達が同12円高の2,100円で、ハイオクガソリンだけがかろうじて値下がりし続けている。本年度に入ってからの全国と本県のレギュラーガソリン1リットルあたり平均価格推移は下段のとおり。　　　
(午後2時40分)

調査日 全国平均 県平均
4/ 3 168.1 164.6
4/10 168.3 164.7
4/17 168.2 164.7
4/24 168.1 164.4
5/ 8 167.8 164.6
5/15 167.8 164.6
5/22 168.1 164.4
5/29 168.4 164.6
6/ 5 168.7 164.8
6/12 169.3 165.3
6/19 170.1 165.1
6/26 171.0 167.7
7/ 3 172.5 168.9
7/10 173.3 170.2
7/18 174.0 171.0
7/24 174.8 171.5
7/31 176.7 173.1
8/ 7 180.3 177.3
8/14 181.9 179.1
8/21 183.7 180.3
8/28 185.6 182.2
9/ 4 186.5 184.0
9/11 184.8 182.0
9/19 182.0 178.9
9/25 180.5 176.8
10/2 179.3 176.1
10/10 176.9 173.6
10/16 174.7 170.7
10/23 173.4 169.5
10/30 173.4 168.8
11/6 173.4 168.8

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