第38回東日本女子駅伝競走大会(東北陸上競技協会など主催)の12日開催を前に大会事務局は、出場都道県の選手候補を公表した。本県チーム13候補のうち、秋田北地方勢は6人がエントリー。昨年の前回大会で本県チームは18チーム中16位に甘んじただけに、今大会は一層の奮起が望まれる。 　

　同大会には北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡の計18都道県が出場。「FTVふくしま」マラソンコース誠電社WINDYスタジアム〜国道4号線〜国道115号〜フルーツライン折返しの9区間、42.195キロで覇を競う。

　本県チームの選手候補は下段のとおりだが、秋田北地方勢は藤田正由加(ルートインホテルズ・秋田北鷹高出)、渡辺望美(京都光華女子大3年・秋田北鷹高出)、中村咲愛(秋田北鷹高 2年)、高橋胡春(同 1年)、吉田瑠衣(大館市比内中3年)、佐藤ひなた(同市東中2年)の6人が入った。 前回大会で吉田は中学生区間の8区(3キロ)、渡辺はアンカー9区(10キロ)を走っており、今回選抜されればともに2年連続となる。

　過去5年間の本県チームの順位は第33回が15位(2時間26分3秒)、第34回(2時間23分20秒)が10位、第35回(2時間27分11秒)、第36回(2時間24分45秒)が各12位、第37回(2時間26分57秒)が16位で、平成23年(2011年)の第27回に8位(2時間20分13秒)に入って以降1ケタ順位に食い込めずにいる。

　ちなみに、前回は東京が2時間17分29秒で優勝。終盤8区で千葉に1分差の2位につけた東京は、アンカー新谷仁美(積水化学)が圧巻の走りで千葉をかわし、2大会ぶり優勝を目指した千葉に1分1秒の大差で東京に3大会ぶり10度目制覇をもたらした。

藤田正由加（ルートインホテルズ）

渡辺　望美（京都光華女子大 3年）

阿部　円海（ユニクロ）

伊藤　愛夏（秋田工業高 3年）

新山　愛乃（湯沢高 3年）

小林　夕尋（秋田高 2年）

中村　咲愛（秋田北鷹高 2年）

高橋　胡春（秋田北鷹高 1年）

小林　惟芽（ノースアジア大学明桜高 1年）

小松　　蒼（横手清陵学院高 1年）

熊谷　結翔（美郷町立美郷中 3年）

吉田　瑠衣（大館市比内中 3年）

佐藤ひなた （大館市東中 2年）

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