第146回県種苗交換会は2日、潟上市を会場に開幕した。今回は農産品など県内の生産者からあわせて約1,000点の出品があり、審査の結果、最高位の農林水産大臣賞は8個人、団体が受賞した。

　約一世紀半の歴史を誇る県種苗交換会は、毎年数十万人規模の見物客などが県内外から訪れる本県の一大農業行事で、今年はきょう2日から6日の日程で開催。

　ただ、農産物を中心とする県内生産者からの出品点数は、7月中旬の記録的大雨や8月の少雨、8月、9月の記録的高温などが農産物の生育に影響を及ぼしたこともあり、太平洋戦争時を除いて最も少ない1,009点にとどまった。

　審査の結果、県知事賞の中から特に優れた生産物との評価を得た農林水産大臣賞8個人、団体のうち秋田北地方からはふかさわファーム(宮本昌子代表・北秋田市)の「ししとう味噌粒マスタード」の缶詰が射止めた。事務局が作成した農林水産大臣賞の内訳は下段のとおり。 (午後1時45分)

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