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令和5年(2023年)11月1日付
秋田北地方も50%超

来春高卒予定者の就職内定率
 
秋田労働局9月末現在公表

 

 秋田北地方の来春高校卒業予定者の就職内定率は大館、鹿角両職安管内ともに50%を超え、前年を上回った。秋田労働局が1日公表した9月末現在の6年3月新規高卒者職業紹介状況で示されたもの。県外就職の内定が前年以上にハイペースなのが、県内外の平均内定率を引き上げている。

 来春高卒予定者の採用選考は、9月16日を皮切りにスタート。このため、県平均や県内各職安別の就職内定率が示されるのは、9月後半のほぼ半月間の状況をまとめた今回が最初となる。

 同局が作成した9月末現在の内定状況のうち秋田北地方の大館、鹿角両職安管内の内訳は下段のとおりだが、大館管内の就職内定率は前年同期比5.1ポイント増の52%、鹿角管内は同0.7ポイント増の56.5%と、程度の差はあれ、いずれも前年同期を上回った。

 大館管内の県内就職内定率は前年同期比2.3ポイント増の44.6%、鹿角管内が同4.6ポイント減の43.9%と、前年同期に続いて50%に届かない状況。これに対し、大館管内の県外就職内定率は同10.1ポイント増の72.1%、鹿角管内が同12.6ポイント増の81%と両管内ともハイペースで、県内就職内定率との差を大きく広げて県内外の平均内定率を引き上げている。

 ちなみに、県内の来春高卒予定者全体の就職内定率は前年同期を2ポイント上回る55.3%で、大館、鹿角両管内と大差はない。ただ、県内就職希望者の内定率は同1.2ポイント増の49.7%と県内希望者全体の半数に達しようとしている中、大館、鹿角両管内とも県平均に追いついていない。    (午後2時40分)

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