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令和5年(2023年)9月11日付
「引き続き全力支援」

大雨被害対策で佐竹知事

9月定例県議会開会

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知事説明に臨む佐竹知事

 

 9月定例県議会は11日開会し、佐竹敬久知事が知事説明に臨んだ。最初に知事は7月の大雨被害に触れ、引き続き市町村や関係機関と連携しながら早期の生活再建や事業再開を全力で支援することなどをあらためて明言するとともに、県内外からのボランティア活動や職員派遣のほか多額の義援金、寄付金、見舞金が寄せられたことに感謝の意を表した。また、新県立体育館の整備については「PFI手法に民間のノウハウも活用しながら令和10年の開館を目標に整備を進めたい」とした。大雨被害と新県立体育館の説明要旨は下段のとおり。  (午後零時半)

 <7月の大雨被害>
 7月の記録的な大雨は多数の住家や公共土木施設、事業活動などさまざまな面で大きな被害をもたらしており、県では災害見舞金の速やかな給付に加え、被災した中小企業の相談や資金繰り支援のほか、被災世帯の一時的な住居用として県営住宅の無償提供、被害が大きかった秋田市、五城目町への応援職員の派遣など最大限の対応に努めてきた。

 今後も被災農家が営農継続できるよう品質低下や出荷量減少が懸念される農作物の生育状況に応じた適切な技術指導に加え、資材購入や農機具修繕への助成、資金の融資を行うほか、被害を受けた医療、社会福祉施設や中小規模事業者の施設復旧への助成を行うなど、引き続き市町村、関係機関と連携しながら早期の生活再建や事業再開を全力で支援していく。

 被災した農林水産施設や公共土木施設については順次応急措置を講じてきているが、先月30日に激甚災害に指定されたほか、一部市町村では公共土木施設の災害査定を開始しており、今後も国等と十分に連携しながら被災施設の早期復旧を図る。

 このたびの災害にあたり、天皇皇后両陛下からは県民に心を寄せていただき、今月8日にお見舞金をたまわったところであり、また、復旧に向け県内外の個人、企業、自治体からボランティア活動や職員派遣のほか、多額の義援金、寄付金、見舞金等多くの支援と協力をいただいた。あらためて感謝を申し上げる。

 <新県立体育館の整備>
 このたび、検討委員会の議論を踏まえ、八橋運動公園内の丘周辺に6,000人以上を収容するメインアリーナとサブアリーナからなる施設を整備する基本計画案を取りまとめた。プロバスケットボールのトップリーグとBリーグプレミアのホームアリーナや県民が参加する各種の全県大会の会場として活用するなど「見る する 支える」の三つの機能を備えたスポーツの拠点として、PFI手法に民間のノウハウも活用しながら令和10年の開館を目標に整備を進めたいと考えている。

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