大館市では25日、猛暑日最多記録を更新した。同日で月のほぼ半分を占める15日目を数える。きょうは、県内26観測地点中最高の37.2度。
本県で気象の観測が始まったのは、昭和51年(1976年)11月。同観測史上、昨年までで最も猛暑日が多かったのは7月、8月各7日の計14日だった令和3年。
一方、気象庁が観測した今月1日〜24日の最高気温推移は下段のとおりだが、これに加えて25日は午後1時3分に県内26観測地点中最高の37.2度を観測し、猛暑日は令和3年を1日更新して15日となった。
令和3年は猛暑日が7月と8月に分散したのに対し、今年は8月に集中しているのが両年の大きな違い。また、令和3年は37.8度(8月7日・観測史上5位)が最も高かったのに対し、今月は観測史上最高の38.8度(23日)、同3位の38.2度(10日)、同4位の38.0度(24日)と38度台が3日を数えた点もきわめて特徴的といえそう。
秋田地方気象台の天気概況によると、「高気圧が日本の東にあって本州付近を覆っており、県内は晴れている」。あす26日の主要3観測地点の最高気温は沿岸中央部の秋田市で35度、内陸北部の北秋田市鷹巣、同南部の横手市で各36度と引き続き猛暑日が予想される。
県内には4日連続で熱中症気象アラートが出されている中、同気象台は「外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごして」と呼びかけている。 (午後3時半)
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36.3度 |
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33.5度 |
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34.9度 |
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30.7度 |
35.2度 |
36.0度 |
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