県調査統計課は24日、今月1日現在の「人口と世帯」を公表した。秋田北地方は人口、世帯数とも減少数が前月より縮小。県人口は、2カ月ぶりに社会増にこぎつけた。
今月1日現在の県人口は前月比818人、0.09%減の91万5,691人(男性43万2,696人、女性48万2,995人)で、減少数は2カ月ぶりに1,000人を割った。とはいえ、人口増は前月に続いて東成瀬村(同3人増)だけで、残る24市町村は軒並み減少。
県人口の動態別内訳は、7月中に302人生まれたのに対して1,298人亡くなったため、996人の自然減。一方、785人が県外へ転出したのに対して963人が県内へ転入したため、178人の社会増となった。自然減は2カ月連続で1,000人を下回り、2カ月ぶりの社会増に。このほか、県内の世帯数は38万5,821世帯で、前月に比べて104世帯増加した。2カ月ぶりの増加。
秋田北地方各市町村の今月1日現在の人口は○大館市=6万5,874人(前月比63人減)○鹿角市=2万7,088人(同33人減)○北秋田市=2万7,991人(同53人減)○小坂町=4,484人(同12人減)○上小阿仁村=1,848人(同6人減)。同地方全体の人口は12万7,285人で、減少数は前月の199人から167人に縮小した。
同地方各市町村の世帯数は○大館市=2万7,852世帯(前月比10世帯増)○鹿角市=1万669世帯(同5世帯減)○北秋田市=1万1,342世帯(同23世帯減)○小坂町=1,967世帯(同3世帯増)○上小阿仁村=806世帯(同2世帯減)。同地方全体では5万2,636世帯を数え、減少数は前月の53世帯から17世帯に縮小した。 (午前零時)
※このページには広告を掲載しております。
|