大館市では23日、45年ぶりに最高気温の記録を塗り替えた。39度目前の38.8度を観測。また、今月8日に観測史上最高を記録した北秋田市鷹巣では、同史上2位の38.7度にのぼった。
大館市では同日午後1時2分、これまでの観測史上最高だった昭和53年(1978年)8月3日の38.3度を45年ぶりに0.5度更新。今月10日には同史上2位の38.2度を観測しており、同じ月内にあっさりと最高記録を塗り替えた形だ。
一方、今月8日に観測史上、全国ともに最高の38.9度を記録した北秋田市鷹巣について気象庁は、「23日は全国最高の39度」と予想していた。
さすがに予想は外れたものの、午後1時36分に同史上2位の38.7度を観測。10日には同3位タイの38.6度を観測しており、大館市とともに全国屈指の記録的猛暑続きとなっている。
23日に全国で最も最高気温が高かったのは新潟県長岡市長岡の39度で、これに山形県酒田市浜中が38.9度で続き、大館市は山形県酒田市酒田と並んで3位。北秋田市は、横手市横手(観測史上最高)とともに4位だった。このほか、秋田市秋田(同)は38.5度で8位と、県内4観測地点が全国10位以内に入った。
23日は「厳しい暑さの峠を越した頃」とされる二十四節気のひとつ「処暑」だが、県内でもとりわけ気温が高い大館北秋エリアは35度前後の暑さが月末近くまで続きそう。 (午後4時半)
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