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令和5年(2023年)8月17日付
世界遺産を上空から楽しもう

伊勢堂岱遺跡と大湯環状列石
 
9月に気球搭乗体験
 
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気球搭乗体験イベントのチラシ

 

 県教委は、世界遺産の伊勢堂岱遺跡(北秋田市脇神字伊勢堂岱)と大湯環状列石(鹿角市十和田大湯万座)で気球搭乗体験イベントを9月に開く。体験希望者は事前の申し込みが必要で、16日に専用サイトで受け付けを開始した。

 両遺跡は令和3年(2021年)7月に世界文化遺産に登録された北海道・北東北の縄文遺跡群の中の本県を代表する遺跡で、1万年以上にわたって採集や狩猟などによって定住した縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える。

 気球から環状列石を観察することで遺跡の新たな魅力を発見し、縄文遺跡に対する興味や関心を高めてもらおうという狙いから同イベントを開くことにしたもの。

 両遺跡のうち伊勢堂岱遺跡では9月9日午前7時半から9時半までの2時間、大湯環状列石では同23日午前8時半から10時までの1時間半にわたって開催。

 体験希望者は専用サイトhttps://akitapref.com/jomon-akita/から、16日〜23日午後11時59分の期間中に申し込むこと。抽選を経て、各申込者にメールで結果が伝えられる。申込数は1人各遺跡1回までで、1回の申し込みは3〜4人まで。電話やメールなど、専用サイト以外の方法では受け付けていない。

 県教委は「気球に搭乗できるのは当選者のみだが、遺跡は通常通り公開している。遺跡の上空に気球が浮かぶ風景を見に、ぜひお越しを」と呼びかけている。当日はドローンによるライブ視聴(申込不要)もできるが、天候によってはイベントが中断、中止されることもあり得る。  (午前零時)

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