29日に｢県の記念日｣を迎えるにあたり、県は今年もさまざまな関連イベントをとおして県民の郷土愛の醸成などに努める。廃藩置県によって初めて「秋田県」の名称が使用されたのは明治4年(1871年)8月29日で、今年は"152歳"を迎える。 　

　明治4年に「秋田県」が誕生した8月29日を記念し、県は昭和40年(1965年)にこの日を県の記念日とした。同記念日には、本県の歴史を振り返って現状を十分に認識し、豊かで住みよい郷土秋田をつくるため、互いに力を合わせようという自治意識と郷土愛の精神を育むとの願いを込めている。

　秋田北地方関係は4施設で無料開放、3施設で一般公開、2施設で協賛イベントを行う。同地方関係の各施設、イベントの主な内訳は下段のとおり。

<県有施設の無料開放>

〇大館能代空港周辺ふれあい緑地(北秋田市)=29日午前9時から午後7時までテニスコート、研修室、会議室を各1組につき最大2時間まで。問い合わせは0186-62-5977。

〇北欧の杜公園(北秋田市)=27日午前9時から午後5時までテニスコートを1組につき1時間まで。ただ、貸出器具は有料で、利用にあたっては予約(0186-78-3300)と受付が必要。

〇北部男女共同参画センター(大館市)=研修室を26日と27日。事前予約(0186-498552)が必要。

〇北部老人福祉総合エリア(大館市)=9月2日午前9時から午後5時までテニスコートを1組につき1時間まで。利用にあたっては受付が必要。問い合わせは0186-47-7070。

<県有施設の一般公開>

〇食肉衛生検査所(鹿角市)=30日〜9月1日午後1時から4時まで。見学者は希望日の1週間前までに連絡(0186-32-2995)が必要。食肉衛生検査に関わる細菌検査、理化学検査、病理検査を見学できる。

〇山瀬発電所(大館市)=23日〜25日午前10時から午後3時まで。見学者は希望日の2日前午後4時までに連絡(0186-42-7600)が必要。発電所の操作室や発電機などを見学できるが、事情により発電機が運転していない場合もある。

〇大館処理センター=28日〜9月1日午前9時から午後3時まで。見学者は希望日の前日午後4時までに連絡(0186-42-8545)が必要。20分間のビデオ上映の後、下水の流入から放流までの処理過程見学のほか、汚れを処理するさまざまな微生物の活動を顕微鏡で確認できる。

<協賛イベント>

〇大館少年自然の家=19日と20日にわんデーキャンプ、9月9日にふれあいわんデーキャンプ。問い合わせは0186-43-3174。

〇鷹巣技術専門校(北秋田市)=9月9日午前9時半から午後零時半までテクノスクールフェア。各科で体験コーナーがある。問い合わせは0186-62-1626。

※このページには広告を掲載しております。