大館市では10日、最高気温が45年ぶりに38度を突破した。また、北秋田市鷹巣では3日連続で最高気温が38度を超えた。異常なほどの高温は、まだ続きそうだ。
10日の大館市は、午後1時12分に今年最高の38.2度に達した。38度超えは観測史上2回目で、昭和53年(1978年)8月3日の38.3度以来45年ぶり。
また、観測史上最高、全国最高の38.9度を8日に記録した北秋田市鷹巣は翌9日に38.5度、そして10日には全国11位タイの38.6度と、観測史上初めて3日連続で38度を超えた。
本県を含む東北は、高気圧に緩やかに覆われている。秋田地方気象台は「11日も熱中症の危険性がきわめて高い気象状況になることが予測される。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごして」と呼びかけている。加えて11日の県内は空気が乾燥するため、火の取り扱いに対する注意が求められる。 (午後5時半)
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