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令和5年(2023年)8月7日付
4年ぶりに通常開催

鹿角市の「毛馬内の盆踊」
 
21日に開幕
 
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今年の「毛馬内盆踊」PRポスター

 

 国重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産の「毛馬内の盆踊」 は、鹿角市十和田毛馬内の「こもせ通り」を会場に21日開幕する。今年は、4年ぶりの3日間通常開催。  

 毛馬内の盆踊は、少なくとも江戸中期には行われていたことが文献などで確認されている。西馬音内の盆踊(羽後町西馬音内)、一日市の盆踊(八郎潟町一日市)と並び、県内三大盆踊の1つに数えられる。

 平成10年(1998年)に国の重要無形民俗文化財指定を受けたころから、「北の盆」のタイトルを付している。また、ユネスコの無形文化遺産に登録されている全国各地の「風流踊」の一つとしても知られる。

 コロナ禍で令和2年、3年は中止、昨年は3年ぶりの開催だったものの感染予防対策として2日間に縮小し、今年は4年ぶりの3日間通常開催となる。  

 大太鼓と笛の囃子で踊る「大の坂」と、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」の二つで構成。ともにかがり火を囲む輪踊りで、常に内側を向いて優雅に踊るのが特徴という。  

 踊り手の衣装は、男性が紋付などの着物に水色のケダシ、女性が留袖、訪問着などにとき色のケダシ、さらに男女とも手拭い(豆しぼり)で頬被りをする。頬被りは、この地域がかつて藩境で争いが多く、婦女の略奪などを避けるために変装をした名残りとされる。開催期間中、雨天の際は会場を十和田市民センター体育館に変更する。主催団体が作成した今年の開催スケジュールは下段のとおり。

開催スケジュール

21日
17:30〜18:30 第52回子供盆踊りコンクール
19:00頃〜 毛馬内北の盆2023 オープニング(市長あいさつ、会場案内、日程説明など)
19:20〜19:40 呼び太鼓
19:40〜20:20 大の坂踊り
20:20〜21:00 甚句踊り
21:00〜21:10 じょんから踊り

22日
19:20〜19:40 呼び太鼓
19:40〜20:20 大の坂踊り
20:20〜21:00 甚句踊り
21:00〜21:10 じょんから踊り

23日
17:00〜17:30 わらしっこ・めらしっこ盆踊り(園児と十和田小中高校盆踊り合同発表会)
19:20〜19:40 呼び太鼓
19:40〜20:20 大の坂踊り
20:20〜21:00 甚句踊り
21:00〜21:10 じょんから踊り

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