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令和5年(2023年)8月3日付
15年ぶり173円超
 
レギュラーガソリン県平均
 
6週連続値上がり

 

 レギュラーガソリン1リットルあたりの平均価格は加速度的に上昇し、全国、本県ともに約15年ぶりの高水準となった。経済産業省資源エネルギー庁が2日公表した7月最終(31日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。  

 同1リットルあたりの全国平均価格は176.7円で、前週調査(7月24日現在)に比べて1.9円高い。11週連続で値上がりし、平成20年(2008年)9月1日調査の176.2円以来14年11カ月ぶりに176円を超えた。佐賀県で同0.9円値下がりしたのを除き、軒並み値上がり。

 政府が6月から段階的に補助金を縮小したことにより、価格は全国的に強含み傾向を強めている。補助金は9月末で終了する計画で、今後さらなる値上げ加速が懸念される。  

 本県の平均価格は173.1円。前週調査に比べて1.6円高く、6週連続で値上がりした。173円を超えたのは、平成20年9月1日調査の173.4円以来14年11カ月ぶり。

 東北最高値は山形県の183.9円で、最安値は岩手県の171.9円と、12円の開きがある。ちなみに、山形県は長野県の186.4円に次いで全国2位の高値。  

 このほかの石油製品の県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルあたりが前週調査比1.6円高の184.2円、軽油同が同1.2円高の156円、灯油18リットル店頭が同23円高の2,063円、同配達が同19円高の2,148円。ハイオク同がレギュラー同と同様6週連続、それ以外は9週連続で値上がりした。 (午前零時)

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