BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和3年(2021年)6月21日付
関氏が初陣飾る
 
鹿角市長選
 
岩船氏、2,462票差で敗北
 
鹿角市長選開票結果 (敬称略)

当選 関 厚 (67) 無・新 9,257

次点 岩船 勝広 (60) 無・新  6,795

○当日有権者数25,622(男12,027、女13,595)○投票者数16,174
○有効16,052○無効122○持ち帰り0○不受理0○投票率63.13%

KAZUNOSEKI.JPG - 5,961BYTES
初当選した関氏
 
KAZUNOIWAFUNE.JPG - 7,588BYTES
涙をのんだ岩船氏

 

 任期満了(7月2日)に伴う鹿角市長選は、20日投票が行われ、同日午後8時からの開票作業の結果、元農林水産省職員の関厚氏(67)=花輪字上花輪・無所属=が、食品加工会社社長の岩船勝広氏(60)=花輪字妻ノ神・無所属=を2,462票差で下し、新人同士の一騎打ちを制して初当選を飾った。

 初陣を飾った関氏は「市民との対話、鹿角の力を結集」を選挙スローガンに据え○市民との対話・交流を盛んにし、透明で活力ある市政を実現○県・隣県・国とのパイプを強化し、北東北経済圏を確率○医療・福祉を充実させ、誰もが安心して暮らせる鹿角○女性と若者の声を反映させ、共同して未来に輝く鹿角○豊かな自然と伝統文化を生かし、品格と風格のある街づくり、などの政策を有権者にアピール。政党などの推薦を受けずに草の根選挙活動を展開し、見事初陣を飾った。

 一方、岩船氏は「今こそ民(みん)の力を活かす時! 鹿角新時代へ」を選挙スローガンに据え○鹿角の経済基盤を再構築○農家所得の向上○新型コロナ対策でスピードを重視しニーズに合った柔軟な対応○地域医療の抱える問題を総合的に解決○子育てにかかる経済的支援をもう一段拡充○次世代育成へ教育関連施設の開設などを政策の重点に掲げて立候補。自民党県連や公明党県本部をはじめ県内46団体の推薦を取りつけるなど、組織戦を展開したものの及ばなかった。

 投票率は前回を1.82ポイント下回る63.13%で、平成17年の49.39%に次いで過去2番目に低い。期日前投票率は前回を1.43ポイント上回る30.17%で、過去最高だった。 (午前零時)

<初当選を果たした関氏の略歴> 
昭和29年2月14日、鹿角市生まれ

昭和47年
花輪高卒
昭和51年
京都大学卒業
昭和51年
農林水産省入省 農政・林政に取り組む
平成元年
農林金融公庫
平成6年
福島県森林土木課長
平成11年
林野庁基盤整備課長
平成15年
中部森林管理局長、平成18年に退職。その後同29年まで日本森林技術協会に勤務。

※このページには広告を掲載しております。