2016年7月10日付
現職石井氏、堂々再選

第24回参院選、秋田選挙区

元職松浦氏、返り咲きならず

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再選を果たした
石井浩郎氏
 
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敗北を喫した
松浦大悟氏
 
 
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敗北を喫した
西野晃氏
参院選秋田選挙区の開票結果(敬称略)
 
当 石井 浩郎(52) 自民・現
290,052票

次 松浦 大悟(46) 民進・元
236,521票

西野 晃(39) 幸福実現・新
11,131票
 

当選した石井氏の略歴
 
昭和  39年 南秋田郡八郎潟町生まれ
      58年 秋田高卒業
      62年 早稲田大中退
      62年 (株)プリンスホテル入社
平成 2年 近鉄バファローズ選手
     9年 読売巨人軍選手
     12年 千葉ロッテマリーンズ選手
     14年 横浜ベイスターズ選手
     15年 日本テレビプロ野球解説者
     16年 西武ライオンズ2軍監督
     22年

第22回参院選で初当選

         参議院文教科学委員長

 

○当日有権者数897,614○投票者数546,352○投票総数546,341

○有効537,704○無効8,637○持ち帰り・不受理11

○投票率60.87%(男62.01%、女59.87%)

 第24回参院選の秋田選挙区(改選数1)は10日、県内853カ所で投票が行われ、即日開票の結果、自民党現職の石井浩郎氏(52)=公明推薦=が民進党元職の松浦大悟氏(46)=共産、社民推薦=に約5万3,500票差で事実上の一騎打ちを制し、堂々再選を果たした。

 安倍政権の経済政策・アベノミクスの是非や憲法改正、安全保障などを争点とした今参院選の秋田選挙区は、先月22日の公示以降、自民党現職と野党統一候補による事実上の一騎打ちで激戦を繰り広げた。  

 2期目当選を果たした石井氏は、支持率が高い自民党と公明党の支持層の票を取り込んだのに加え、元プロ野球選手の高い知名度を活かし、無党派層からも幅広い支持の獲得に成功。組織力でも他候補を圧倒し、県選出の国会議員や県議会議員、無所属の佐竹知事からも支援を得た。

 石井氏は「観光資源や祭り、食材、酒など、秋田県には宝がたくさんある。地方創生はそれぞれの自治体が主役なので、各自治体の特長に沿った地域のすばらしいものを前面に出し、知恵を出し、それを国がバックアップする。秋田県は、本当に潜在能力を持っていると思う。これをみんなでどう県外や海外に売っていくか。この課題に取り組みたい」との意欲を示した。

 一方、返り咲きを逸した松浦氏は「今回は野党統一候補として戦わせてもらったが、各政党、団体が1つに結集して戦った根底には、今の安倍政権に対する危機感があった。選挙戦をとおして、アベノミクスをどんどん進めていけば東京一極集中がより加速してしまうということ、そして立憲主義を否定する今の安倍政権のやり方に対して疑問を呈してきた。安倍総理が進めるこの道は、今後どんどん加速していくと思う。選挙結果をみても、与党が3分の2を占める情勢にある。そうした中で、もしこの道が行き詰った時に、もう1つの道を私たちが示していけるよう、今後民進党が政党としてより多くの国民の支持を得られるよう、しっかりとやっていかなければならない」と胸中を吐露した。

 選挙権年齢が初めて「18歳以上」に引き下げられた今参院選秋田選挙区の投票率は60.87%。前回25年を4.68ポイント上回り、参院選としては2選挙ぶりに60%を超えた。期日前投票をした人は26万1,887人にのぼり、有権者数に占める割合を示す期日前投票率は全国最高で、全国平均を14.06ポイント上回った。

 大館市板沢の投票所では、すでに期日前投票を行っている高齢の女性有権者1人に対し、あらためて投票用紙を交付するミスが発生した。女性は期日前投票の有無を記憶していないといい、同投票所での名簿確認不徹底が今回の事態をまねいた。 (午後11時38分)

続報 参院選比例代表に立候補した共産党新人の藤本友里氏(37)=北秋田市=は落選した。

続報 参院選秋田選挙区の18歳、19歳の投票率は39.97%(18歳43.65%、19歳36.15%)で、全国平均を5.48ポイント下回った。