秋田県の人口減少をイメージする画像

 5市町村からなる秋田北地方の人口は今月、12万人を割り込んだ。県が24日公表した2月1日現在の「人口と世帯」に基づく試算によるもの。同5市町村のうち大館市は人口、世帯数ともに減少規模が元日現在に比べて大幅に拡大した。

 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。

 秋田北地方の2月1日現在人口は5市町村あわせて12万79人で、元日現在に比べて283人減少した。これからすれば、2月下旬の現時点ですでに同地方の人口は12万人を割り込んでいるのが確実視される。

 中でも減少数から突出して多かったのが大館市で、前月比減少数は元日現在の96人から172人へと1.8倍に拡大した。毎月群を抜いている秋田市の444人に次いで、県内25市町村中2番目の規模。

 一方、秋田北地方の2月1日現在世帯数は5万1,237世帯で、元日現在に比べて102世帯減少した。61世帯減だった元日現在の1.7倍に拡大。うち大館市の前月比減少数は元日現在の31世帯から67世帯へと2.2倍に拡大し、同地方全体の減少動向に大きな影響を与えた。

 なお、2月1日現在の県人口は87万3,603人(男41万3,395人、女46万208人)で元日現在に比べて1,720人、0.2%減少した。この減少ペースで推移すれば、4月1日現在での87万人割れが確実視される。このほか、同1日現在の県内世帯数は38万世帯で、元日現在に比べて629世帯減少した。(正午)