県北部を中心とする記録的豪雪を反映し、1月の大館能代空港の欠航回数は前年同月の3倍以上にのぼった。県が18日公表した同月の利用実績で示されたもの。それでも、利用者数は前年同月比増にこぎつけた。
東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。令和4年(2022年)7月に開始した同空港の3往復運航は、同11年(2029年)3月まで継続される。
1月の運航回数は、前年同月と同数の186回。同空港を含む県北部の記録的な豪雪を主因に、欠航回数は前年同月の2回から3倍以上の7回に増加した。
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一方、1月の利用者数は前年同月比366人、2.8%増の1万3,402人。出発ピークの1月3日には搭乗率99.4%の475人が利用するなど、年末年始を地元で過ごした帰省客の利用増(発着計で前年同期比613人、10.1%増)などに支えられながら、欠航回数が増加しても持ちこたえた形だ。搭乗率は、前年同月比0.5ポイント増の48.2%。
本県を代表する空の玄関口、秋田空港は大館能代空港とは対照的に豪雪の影響をそれほど受けず、欠航回数は前年同月の4回から2回に半減した。
とはいえ、同空港は利用者数が鈍化しており、1月は前年同月比3,803人、4.3%減の8万4,005人にとどまった。3カ月連続の減少。搭乗率は同3.7ポイント増の63.9%を確保したものの、欠航回数の半減や台湾(桃園国際空港)との国際定期チャーター便の利用者増などが背景。(午前11時半)
