県が18日までにまとめた令和7年観光統計速報によると、県内の観光地と行祭事・イベントをあわせた延べ入込客数は5年ぶりに前年を割り込んだ。秋田北地方は全5市町村で減少。

集計を開始した昭和41年(1966年)以降、県内の延べ入込客数が最も少なかったのは同年の約1,106万人で、最多は平成18年(2006年)の約4,595万2,000人。

速報値のため変動の可能性があるものの、令和7年は前年比95万5,886人、3.1%減の2,985万1,024人で、2年ぶりに3,000万人を割った。減少に転じたのは、コロナ禍の影響を最も受けた令和2年(2020年)以来5年ぶり。

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令和7年の内訳は、観光地(調査対象246地点)が同8万1,178人、0.3%減の2,404万15人と横ばいに近い水準だったのに対し、行祭事・イベント(同103地点)が同87万4,708人、13.1%減の581万1,009人と目立った落ち込みとなった。

秋田北地方5市町村の状況は下表のとおりだが、同地方全体では372万5,970人にとどまり、前年に比べて103万2,943人、21.7%の大幅な減少。

うち花輪ばやしや国立公園八幡平など同地方屈指の観光資源を有する鹿角市は、前年の44.7%増から県内最大の36.6%減に転じた。このほかの秋田北地方は大館市が前年比13.1%、北秋田市が9.4%、上小阿仁村が9.3%、小坂町が7.1%減と、全5市町村で伸び悩んだ。(午後2時45分)