大館市の冬の風物詩で440年近いの歴史を誇る「アメッコ市」が14日、2日間の日程で開幕した。日中は穏やかな天候に恵まれ、初日から多くの市民や近隣住民、観光客が訪れている。
「アメッコ市」は『この日にアメを食べると風邪をひかない』と伝えられたのがそもそもの起源で、始まりは天正16年(1588年)と伝えられている。かつては、ミズキの枝にアメをつけ、稲穂の代わりに神前に供える農家の風俗行事。
以来、毎年続けられ、昭和47年(1972年)からは現在の「おおまちハチ公通り」で開催。以前は2月11日、12日の日付限定の開催だったが、より多くの誘客をはかることを狙いに観光客や出店者などの意見、要望を反映し、平成14年(2002年)から2月の第2土曜日、日曜日に開いている。
初日は、午前10時から新町神殿前で安全祈願祭に臨んだのを皮切りに、もんぺ姿の少女「飴っこ おこう」などを連れた白髭大神(しらひげおおかみ)の巡行、秋田犬パレード、餅つき大会やステージイベントなど各種の出し物をはじめ、約90店を数える露店の往来客でごった返している。
各露店には、芸術性豊かな細工アメや鮮やかなピンクの枝アメをはじめ多くの種類がずらりと並べられ、家族で食べたり、遠隔地の肉親に送るなど、客はさまざまな思いで買い込んでいる。 最終日の15日は午前9時からの飴細工実演販売を皮切りに始まり、午後2時50分に閉幕する。 (正午)