第51回衆院選は、27日公示された。午後5時で立候補の届け出が締め切られ、県内3小選挙区のうち秋田北地方を含む秋田2区は、届け出順に自民党前職の福原淳嗣氏(58)、立憲民主、公明両党が22日に結成した新党「中道改革連合」前職の緑川貴士氏(41)による一騎打ちが確定。2月8日の投開票に向け、各候補とも初日から精力的に演説、街宣活動を繰り広げている。
衆院が23日の通常国会冒頭で解散したのを経て、政府は同日の臨時閣議で今衆院選日程を27日公示、2月8日投開票と決定。今回は一昨年10月15日に公示、同28日に投開票した前回から1年3カ月しか経ていないものの、高市早苗首相は日本維新の会との連立政権への信を問う重要な選挙、と強調。
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前回の衆院選秋田2区は立憲前職の緑川氏、自民新人の福原氏、そして共産党新人による三つどもえ戦が繰り広げられ、緑川氏が次点の福原氏に6,695票差の7万895票を獲得して3選を果たした。福原氏は、小選挙区で破れたものの比例東北ブロックで復活当選。今選挙で福原氏が緑川氏に雪辱を果たせるか、注目される。
公示の27日、福原氏は午前10時ごろに大館市御成町3丁目地内、緑川氏は同9時半ごろに同市清水町2丁目地内で、それぞれ有権者らを前に第一声をあげた。
前回の秋田2区の投票率は令和3年(2021年)10月31日投開票の前々回衆院選より2.49ポイント低い58.74%で3回ぶりに60%を割り込んでおり、秋田北地方の有権者からは「4年ある衆院議員任期の折り返しにも至っていないのに加え、よりにもよって豪雪の厳冬期に行うとは」とあきれる声も聞かれるだけに、2回連続の60%割れはほぼ避けられないとみられる。ちなみに、2月の衆院選は平成2年(1990年)2月18日以来36年ぶり。