気象庁がまとめた令和7年気象統計のうち秋田北地方主要3地点(大館市、北秋田市鷹巣、鹿角市)の状況によると、特徴的なのは降水量の多さと平均気温の高さで、大館市と鷹巣の同降水量はともに観測史上1位、鹿角市は3位、鹿角市の同平均気温は同史上1位、大館市と鷹巣はともに3位だった。
<大館市> 年降水量は平年より698ミリ、40.1%多い2,439ミリで、令和4年(2022年)を96ミリ上回り、昭和51年(1976年)以降の50年間の観測史上最多を更新。月降水量としては同史上2位となった8月の566ミリ、同6位だった9月の461ミリの2カ月間だけで年計の42.1%を占めた。年平均気温は、平年より1.5度高い11.7度。3年連続の12度台には至らなかったものの、観測史上3位につけた。年間日照時間は平年を25.3時間下回る1,516.2時間。令和3年(2021年)から観測基準を変更したため、同条件では5年間の比較ながら、同5年間で最も日照時間が少なかった。
<北秋田市鷹巣> 年降水量は平年より554.8ミリ、32.6%多い2,259.5ミリで、昭和56年(1981年)を1.5ミリの僅差で44年ぶりに上回り、観測史上最多を更新。月降水量としては同史上2位となった8月の518ミリ、同6位だった9月の413.5ミリの2カ月間だけで年計の41.2%を占めた。年平均気温は、平年より1.3度高い11.8度。大館市と同様、3年連続の12度台には至らなかったものの、観測史上3位につけた。年間日照時間は平年を47.5時間下回る1,480.7時間で、過去5年間の最少。
<鹿角市> 年降水量は平年より519.4ミリ、35.7%多い1,973.5ミリで、令和4年の2,045ミリ、平成25年(2013年)の1998ミリに続いて観測史上3位。月降水量としては同史上4位となった8月の412ミリ、同10位だった9月の349.5ミリの2カ月間だけで年計の38.6%を占めた。年平均気温は平年より1.5度高い11度で、前年をわずか0.1度更新して観測史上1位に。年間日照時間は平年を48.8時間下回る1,544.4時間で、過去5年間で最も少ない。(午後5時)