県は31日午後、今冬初の雪下ろし注意情報を発表した。対象エリアは、秋田北地方の5市町村(大館市、鹿角市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村)からなる内陸北部地域と同南部地域で、期間は元日から7日までの1週間。
今後対象地域は降雪による積雪が予想されるとともに、気温予報などから屋根の雪が滑りやすくなることが懸念される。
このため県は「雪下ろしを行う場合は命綱やヘルメットを着用し、2人以上で行うなど、安全な作業を心がけて」と呼びかけている。また、屋根に積もった雪が落ちてくる危険性もあるため、軒下には近づかないよう注意喚起。
秋田地方気象台が31日午後5時に発表した7日までの日別予報によると、元日までほぼ終日降雪に見舞われそうなものの、2日以降は曇り時々雪または曇り一時雪の予報で比較的安定した気象状態と予想される。
とはいえ、気象庁や秋田地方気象台は前日になって予報をがらりと変える傾向が冬期間は頻発するため、週間予報の過信は禁物といえそうだ。(午後5時40分)