森吉山樹氷観賞のイメージ

「日本三大樹氷観賞地」として知られる森吉山の樹氷観賞は、1月7日にスタートする。3月5日までの期間中、樹氷案内人を毎日配置。北秋田市は「迫力あるスノーモンスターを間近で楽しんで」とPRしている。

今季も台湾からの団体ツアーをはじめ多くの予約が入っており、特に週末はスキー場駐車場の混雑が予想される。こうした状況を踏まえて市は観光庁の補助事業を活用し、来場者の混雑緩和と安全確保に向けた対策を講じる。

具体的には、樹氷観賞期間中に混雑が見込まれる1月10日から 2月15日までの土日祝日の計14日間、主にマイカーで来場する樹氷観賞客を対象に阿仁合地区の臨時駐車場から阿仁スキー場までの無料シャトルバスを運行。

また、スキー場のライブカメラによる混雑状況の可視化や繁忙期の駐車場誘導員の配置などに取り組み、混雑のピーク緩和と来場者の安全な誘導につなげる。

森吉山阿仁スキー場は、県内屈指の降雪量とパウダースノーが魅力。樹氷観賞はもとよりスキーやスノーボードを目的に、今季も多くの来場が望まれる。(午後4時半)