ガソリンスタンドでマイカーに給油している画像

レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は、4年2カ月ぶりに158円台をつけた。経済産業省資源エネルギー庁が24日公表した今年最後(22日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。

ガソリン税の暫定税率(1リットルあたり25.1円)は、今月31日に廃止される。急激な価格変動の予防策として政府は11月から段階的に補助金を増額し、今月11日からは暫定税率と同額の25.1円の補助金が適用されている。

こうした流れを受けて今年最終調査のレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格は、前週調査(15日現在)に比べて1.7円安い158.0円に。7週連続で値下がりし、令和3年(2021年)9月27日調査の158.7円以来4年3カ月ぶりに158円台をつけた。全47都道府県で値下がり。

このうち本県は前週調査比3.2円安の158.2円で、全国平均と同様、7週連続で値下がりした。令和4年(2022年)1月4日調査の159.1円以来3年11カ月ぶりに160円を割り、同3年10月11日調査の158.3円以来4年2カ月ぶりに180円台をつけた。

本県のレギュラーガソリン以外の石油製品平均価格は、ハイオクガソリン1リットルが前週調査比3.2円安の169.2円、軽油1リットルが同0.1円安の148.8円。ともに7週連続の値下がりながら、軽油は2週連続で横ばいに近い水準。

一方、需要期に入っている灯油の18リットルあたり県平均価格は店頭が前週調査比7円高の2,123円、配達が同2円高の2,224円で、ともに2週連続の値上がり。 (午前零時)