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令和7年(2025年)12月16日付
3期ぶりに改善

日銀秋田支店の12月短観
 
2期ぶりプラス

 

 日銀秋田支店は15日、企業短期経済観測調査(短観)の12月調査結果を公表した。製造業、非製造業をあわせた県内全産業の景況感を示す業況判断指数(DI)は2期ぶりにプラス圏内に浮上した。改善は3期ぶり。先行き来年3月は、2期連続のプラスが見込まれる。

 今調査は、11月11日から今月12日にかけて県内製造業50社、非製造業91社の計141社を対象に実施し、全社から回答を得た。同支店が作成した今調査の業況判断の内訳は下段のとおりだが、製造業、非製造業をあわせた全産業はプラス4。マイナス圏内に沈んだ前期9月調査から5ポイント改善し、3期ぶりに上向いた。先行き来年3月はプラス3を見込み、今期から1ポイント悪化ながら2期連続のプラスと予測している。

 

 うち今期の製造業は、前期から10ポイント改善してマイナス4に。2期連続でマイナスから脱せられなかったものの、3期ぶりに改善した。製造業の先行き来年3月はプラス2を見込み、2期ぶりにプラス圏内に浮上しそう。

 また、今期の非製造業は前期から2ポイント改善してプラス9。運輸・郵便、卸売、対事業所サービスに改善がみられた。非製造業の先行き来年3月は、今期から6ポイント悪化のプラス3を見込んでいる。  (午前零時)

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