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令和7年(2025年)12月12日付
鹿角市に誘致企業

東京のシナジーシステム 
 
まちなかオフィスを活用

 

 県は12日、情報サービス業(ソフトウェア業)を手がける企業を鹿角市に誘致した、と発表した。同市に進出するのは、東京都新宿区に本社を置く株式会社シナジーシステム(林裕CEO・資本金2,000万円)。

 同社(社員52人、平成28年1月設立)は、システム稼働の基盤を担うインフラソリューション事業と、企業業務の効率化・刷新をITで実現するシステムインテグレーション事業を二本柱に据え、システム企画・開発・運用保守業務やインフラ構築・運用保守監視業務を展開する企業。

 うちインフラソリューション事業では仮想化やセキュリティ、クラウドサービスなどを組み合わせた幅広いネットワーク構築の支援を手がけ、システムインテグレーション事業ではシステムの企画段階からシステム開発、運用保守に至るまでのサービスをワンストップで提供できる強みを有する。

 同社は鹿角市が主催するサテライトオフィス視察ツアーへの参加をきっかけに、同市での事業展開に関心をいだいた。その後、関係人口創出ツアーへの参加や現地の人らとの交流などを経て、事業環境や地域コミュニティ、行政の取り組みと手厚い支援などを総合的に判断し、進出を決定。

 「首都圏からのシステム開発・運用案件の受託」と「鹿角地域の中小企業・行政機関へのDX支援」という2事業を軸に、地域での人材育成と新たな事業機会の創出、地域経済の発展に貢献するとともに、首都圏と地方を両立した持続可能なデジタル産業基盤の形成を目指す。

 鹿角市では今月事業をスタートさせ、操業時に1人の従業員を将来は5人に増員。進出は分拠点方式で、花輪字下花輪地内の市まちなかオフィスに鹿角事業所(仮称)を開設する。(午後5時)

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