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県警が認知した県内の特殊詐欺、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺の被害に伴う今年の被害総額は、統計を開始して以来初めて10億円を突破した。11月末現在の暫定値で示されたもの。
手口に関する統計上の分類は令和5年まで特殊詐欺のみとしていたのに対し、翌6年3月には新たな手口としてSNS(交流サイト)型投資詐欺とロマンス詐欺を加えた。これらをあわせた県内の6年被害規模(確定値)は200件、9億993万9,083円。
一方、今年は11月末現在(暫定値)で件数が前年同期比8件減の162件と、横ばいに近い水準。しかし、被害総額は同3億3,032万3,536円、48.9%増の10億577万3,077円にのぼり、統計史上初めて10億円を超えた。
うち従来型の特殊詐欺は件数で前年同期比減ながら、被害総額が3.3倍に大幅拡大。また、SNS型投資詐欺とロマンス詐欺は被害総額が減少した半面、件数が増加した。県警が作成した11月末現在の認知内訳は下段のとおり。 (午後2時半)
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